＜ナ・リーグ地区シリーズ：ドジャース2－10パドレス＞◇第2戦◇6日（日本時間7日）◇ドジャースタジアム
サンディエゴ・パドレスのエース、ダルビッシュ有投手（38）は、7回を投げ3安打1失点という安定した投球を披露し、チームの勝利に大きく貢献しました。注目を集めた対戦相手は、ロサンゼルス・ドジャースのスター選手、大谷翔平（30）でした。ダルビッシュは大谷を3打数無安打に抑え、空振り三振、一ゴロ、投ゴロと見事に封じ込めました。
ダルビッシュは2回に無死満塁のピンチを迎えましたが、冷静に1失点で切り抜け、それ以降は7回までドジャースに三塁を踏ませない圧倒的な投球を見せました。7回の登板中、ドジャースファンがボールや缶をグラウンドに投げ込み、約10分間試合が中断するアクシデントがありましたが、ダルビッシュは動じることなく試合を続け、最終的に7回3安打2四球1失点3奪三振で降板しました。
次戦は8日（日本時間9日）、パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われる予定で、パドレスは連勝を目指します。
試合後インタビューの内容
－2戦目の勝利についての感想
「やっぱり初戦を落としたので、2戦目を取れたのは非常に嬉しいです。これでホームに戻ってプレーができるので、次の試合に自信を持って臨めます。」
－ピッチングを振り返って
「様々な球種を使い分けながら、ゾーン内で積極的に勝負し、早めに打たせるよう心がけました。その結果、良い方向に行ったと思います。」
－大谷翔平選手を無安打に抑えたことについて
「彼はとても頭の良い選手なので、自分も常に考えながら、1球1球の反応を見ながら投げました。彼に対して完璧に抑えられたことは良い成果だと思います。」
－試合中の印象深いプレーについて
「1回のベッツの打球は、ホームランかと思ったんですが、プロファーが左翼でキャッチしてくれたので、チーム全体にとって非常に助かりました。」
－打倒ドジャースの意識と今日の勝利の意味
「ドジャースを倒すことは日頃から意識していますが、あまり勝ち負けに固執せず、ホームに戻れるという事実に集中しています。次の試合も1球1球に集中して戦いたいです。」
－次回登板への意気込み
「次にいつ投げるかはまだ分かりませんが、体調を万全に整え、チームに貢献できるよう準備していきたいです。」
ダルビッシュ有は試合後のインタビューで冷静さを保ちつつも、強い意志と自信を見せていました。次戦ではさらに一層の活躍が期待されており、ファンからも注目が集まっています
