浦和レッズが香港プレミアリーグのリー・マン・フットボールクラブとのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023プレーオフ戦で3-0の勝利を収め、本選出場を果たしました。
浦和は前回のACL優勝チームとしてこのプレーオフに参加し、日本代表の酒井宏樹や西川周作など主力選手を含むメンバーで臨みました。試合は浦和がボールを支配して展開し、試合開始からわずか3分で中島翔哉が初のスタメンでトップ下に起用され、ゴールラインに近い位置から絶妙な縦パスを供給しました。大久保がこれを受け、ゴール前で折り返し、小泉佳穂が冷静にシュートを決め、浦和が先制点を挙げました。
その後も浦和は攻撃を続け、6分には酒井宏樹が右サイドからクロスを上げ、興梠慎三がヘッドでゴールを決めて2点目を挙げました。中島翔哉はアシストや得点の記録こそ残しませんでしたが、66分には関根貴大と交代し、チームの勝利に貢献しました。
試合は後半アディショナルタイムにも盛り上がりを見せました。ブライアン・リンセンのクロスに対し、アレックス・シャルクが競り合いの中で倒れ、その隙をついて関根貴大が後方から飛び込み、背番号14の選手が決勝点を挙げました。注目すべきは、この3つのゴールがいずれも交代出場の選手から生まれたことです。
浦和レッズはこの勝利によってACL本選出場を確保し、今後の大会での活躍が期待されます。彼らのチームワークと選手層の厚さがこの試合で光りました。